いつもカラーをしている自分の髪の毛、明るくなりやすい髪なので色持ちの良いヘアカラーがしたい。
と思っている方は仕上がりの髪色と時間が経って抜けていく過程の色、どちらを楽しみたいかで仕上がりを変える美容師さんがほとんどです。
でも果たして美容師はそれだけしか考えていないのか?
サロンワークをしていてこのようなお客様がご来店いただいた時に僕が気をつけているポイントを今回はお話していきます。
次回の参考にしてください。
「暗くしたい」だけのオーダーは気をつけて
サロンにいくとまずはカウンセリングです。
この時に「髪色を暗くしたい」だけだと非常に危険です。
なぜなら暗くとは、今より暗くなのか?誰がみても暗くなのか?色によって暗く見える暗くなのか?美容師によってこのポイントは様々です。
僕はいつもお客様の言う「暗く」が本当に暗くしたいのか?をまずは聴き出します。
実際に良くお話をしてみると暗く、ではなくちょっとくらいかな?くらいの色だったりすることがあります。
このようにプロから見た色、お客様がイメージしている色、思っている以上に誤差が存在しているのでまずは良くお話をすることが大切です。
何色でどのくらい暗くしたいですか?
この写真のようなもの美容室で見たことありますか?
これはヘアカラーチャートといいます。
これを元に美容師さんにオーダーする時に以下のことを気をつけて欲しいです。
どのくらい暗く?何色で?
この2つで美容師はほとんどわかります。
逆にこの2つがあやふやだとしっかり伝わってないと思ってください。
どのくらい暗く?
どのくらい暗くとは明るさをどうするのか?今回のテーマでもある暗くしたい、色持ちを良くしたい。のであればこの明るさの設定がとても大切なんです。
ヘアカラーチャートをみると上下の移動が色の明るさになります。
一見何を見ればわからないこのチャートも理解すれば以外に簡単です。
上下に移動すれば同じ色味で明るさが変化していきます。
暗くするのであれば8レベルより下を目安に見てみるといいですよ。
何色で?
次に色を選びましょう!
もう一度チャートを見てみましょう。
今度は色なので横に移動すれば色が変化していきます。
隣あう色は類似色です。
このチャートで言うと青から始まり紫で終わっています。
自分の好みの色を良くみてみるとイメージが湧いてくるので確認してみてください。
色もちが良い明るさは?
ここまでで大切なことがわかっていただけたと思います。
ここからが本題。
「色もちが良い明るさは?」
これは色もちを良くするには色味よりも明るさが重要になってきます。
なぜなら「明るさ=色味の濃さ」だから。
明るさを1レベル下げるだけで色の濃さも比例して濃くなる計算です。
そこで色もちを少しでも良くしたいのであれば明るさ設定を希望の明るさより最低でも1レベル下げると良いです。
この1レベルは仕上がりが多少暗くは感じてしまうかもしれませんが数日経てば希望の明るさになる仕組みになっています。
今が良いのか?少しでも長く色を楽しみたいのか?でこの明るさ設定を調整するのが美容師のうまさ。
特にヘアカラー初心者さんの場合はこの理屈を使うことで失敗も少なく長く気に入った髪色を楽しめることでしょう。
他にも自分でできる色もちアップ術
できることなら自分でも色もちを良くすることはできないか?
実はお家のヘアケアを見直すだけでヘアカラーの色もちはアップさせることができます。
それは髪を乾燥させないこと、ただそれだけです。
髪は本来、十分な水分を含んでいることで正常を保っていられます。
しかし何かしらの要因でその水分を保てない状態になってしまうのです。
その原因はヘアカラーやパーマ、スタイリング時の熱処理(コテ、アイロン)などが主な原因。
しかしそれをなくすことはおしゃれをするなと言っているようなものですよね。
そこでお家でその十分な水分を補うことで髪は本来の状態を取り戻すことができるので色もちも格段にアップします。
まずはシャンプーをチェック
お家でできるヘアケアで一番大切なポイントはシャンプー&トリートメントを適切なものに変えること。
これを変えるだけで1ヶ月後の髪色はかなり違ってきます。
こちらで説明しているCOTAと言うシャンプーは本当にお勧めです。
【髪質改善シャンプー】コタアイケアシャンプーの正しい選び方とは?渋谷美容室LUXY(ラグジー)<<<
理由はシャンプー&トリートメント両方の主成分がCOTA社が独自に開発した特殊なCMC(セラミド)の力で髪の内部にしっかりと水分を保持することができて自然なまとまりとツヤのある髪になれるんです。
他にも香りや使いやすさも人気の理由です。
このように毎日使うものだからこそ時間をかけるのではなくいつも必ず使うものを変えるだけで髪は必ず良くなります。
ぜひチェックしてください。
アウトバストリートメントは必須
つけたりつかなかったりでは意味がないのがアウトバストリートメント。
顔と同じで洗顔後にみなさん必ず化粧水はつけますよね。
それとポジションは全く同じです。
無駄に乾燥しすぎないように濡れた状態でつけてあげてから必要な分だけドライヤーで乾かしてあげること。
使うものはこちらがおすすめです。
夏におすすめのガルバミスト&ガルバエマルジョンとは?洗い流さないトリートメントで髪質改善<<<
まとめ
暗めのヘアカラーは綺麗に見せれる時間が長いことからトレンドが変わっても根強い人気です。
だからこそ色もちを良くしたのは当然ですよね。
明るさのレベルを1つ下げるだけで色もちも良くなりますし、お家でも毎日使っているものを見直すだけで必ず良くなります。
まずは次回の美容室に行ったら今回のことを参考にしてみてください。
ぜひ
それでは